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「うるしの器を毎日つかってほしくて、この本を作りました。」
◇ 『 うるしが、いいね。』
(ラトルズ刊)発刊記念展
高森寛子さんと小川マアさんとのぬりもの対談「うるしが、いいね。」の発刊を記念して【作り手と使い手の集い】を開きます。 |
≪作り手と使い手の集い≫
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その1 須藤賢一さんのワークショップと高森寛子さんのお話会 |
『ブナコの技で木地を作る』
ブナコは、約50年前に青森県工業試験場で開発された漆器の素地です。
まず、ブナの丸太を野菜のかつらむきの要領で薄い板にし、一定の幅の細いテープにカット。これをぐるぐる巻いて円盤状の「巻板」を作り、その巻きを指で押し出して、立体に作り上げます。同じ巻板が指加減で茶托になったり、深皿になったり、椀になったり・・・この造形の自由さこそが、ブナコの面白さです。
完成木地に須藤さんが漆を塗り、2〜3ヶ月後にお戻し致します。
・日時 @11月16日(金) 2:00pm〜3:30pm
A11月17日(土) 11:30am〜1:00pm
・材料費と塗り代 12,000円より
(定員 各回6名) |
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その2 輪島の桐本泰一さんと寒長茂さんをむかえて。 |
輪島を深く愛し、漆を熱く語る、桐本泰一さんと、
軽妙洒脱で、かつ、何事にも、真正面から取り組む
木地師 寒長 茂さんのフリートークの会です。
どんなお話が飛び出すか・・・ごいっしょにお楽しみください。
・日時 11月24日(土) 2:00pm〜4:00pm
・参加費 1,500円 定員15名 |
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いずれも、ご参加のお申込みは舎林(06−6624−2531)へお願い申し上げます。
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高森寛子
エッセイスト 使い手の立場でさまざまな伝統工芸品の作り手と使い手をつなごうと数々の試みを行う。共著に「本物の漆器 買い方使い方」(新潮社) 著書に「美しい日本の道具たち」(昌文社)「心地いい日本の道具」(亜紀書房) 「漆の器 それぞれ」(バジリコ)など |
◇ 高森寛子の
「漆の器 それぞれ」展
2007年7月9日(月)〜8月31日(金)
11:00am〜6:00pm
お休み 7月15日(日)・16日(月)
8月12日(日)〜19日(日)
高森さん在廊
7月28日(土)
8月4日(土)・25日(土)
汁椀、飯椀、大椀、鉢、皿、コップ、弁当箱、箸、スプーン……
毎日、心地よく 安心して使える本物の漆の器たちをご紹介します。
普段使いの漆のものを得意としている作り手、約20名による200点ほどの中から、あなたの暮らしにふさわしい器を見つけてください。
また、下記の≪作り手と使い手の集い≫にも、是非ご参加を。
そして益々漆好きになっていただければ、うれしいことです。
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≪作り手と使い手の集い≫
14:00〜15:30 定員各12名
※作り手さんは、それぞれ翌日曜日も在廊 |
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@ 7月21日(土) 『長井 均さんの下地実演』
長井さんの椀や皿には、漆下地でつける自由で躍動感あふれるラインがあります。その工程を見せていただきます。 参加費 無料 |
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『長井さんによる 下地付けの実演』
『参加の方に布着せを体験していただきました』 |
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A 7月28日(土)
『手塚英明さんとティータイムを』
手塚さんの器ファンでもある 「まめの木」オーナー・森島良枝さんが、手塚さんの器に合わせて季節の洋菓子を作ってくださいます。
参加費 1,500円 ※「まめの木」(堺市高倉台) 安全安心な材料を使い、手間と暇をかけて作る家庭的なやさしさのある洋菓子が人気の店。
「まめの木」さんのHP http://www.mamenoki.co.jp/ |
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『手塚英明さんとの《作り手と使い手の集い》』
『まめの木さんのおいしいデザートをいただきました』 |
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B 8月4日(土)
『伏見真樹さんのお話』
竹と漆のカトラリー作りや、漆液の話など。伏見さんの器とスプーンで冷菓も召し上がっていただきます。
参加費 1,500円 |
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左:『ビンに入った漆液。採取した時期による成分の違いが、
よくわかりました。』
右:『日々使い込まれたお椀を前にしてのお話』 |
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C 8月25日(土)
『滝村紀貴さん指導のワークショップ』
上塗り前の皿に墨で絵や文字を書いて預けると、滝村さんが上塗りをして戻してくださいます。ご自分だけの漆器作りをお楽しみください。
材料費・塗代 実費 |
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左:『滝村紀貴さん』 右:『墨のかをりの中で、字や絵をかかれる皆さん』
『それぞれの作品に滝村さんが上塗りをして仕上げてくださいます。
出来上がりが楽しみです。』 |